1985年11月3日放映
脚本 中西隆三
監督 黒川文男
絵コンテ 鈴木孝義
作画監督 石井邦幸
冒頭、教室でミンチンがハロウィンの説明をします。
私、子どもの頃にこのアニメでハロウィンを知りました。
ハロウィンとはオールセントデーの前夜祭。
本来はケルト人の精霊信仰の祭りだったが、ケルト人たちを改宗させるためにキリスト教の聖人の祝いに変えたらしい。
これらがごちゃまぜになっているからややこしい。
ミンチン学院でハロウィンパーティーが開かれることになり、セーラとベッキーがかぼちゃを買いに行きます。
二人が買い物に行く様子を、クリスフォード邸の窓からラムダスと仕立て屋の店主が見ていました。
仕立て屋さんがクリスフォードの知り合いだったとは、都合が良すぎる気がするけど。
クリスフォードはセーラのために服を新調するように依頼します。
どうやらこっそりプレゼントするらしい。
この人、やっぱりベッキーのことはどうでもいいんだな。
仕立て屋さんはセーラの身の上のことを話しますが、クリスフォードは何も気づかない。
父親が亡くなって身の上が変わった元お嬢様と聞いたら、探し求めているラルフの娘と関連付けてもよさそうなものだが。
このあと44話でクリスフォード自身も白状していますが、探しているラルフの娘より隣の気の毒なメイド娘の方が気になるらしい。
まあ、結果的に同一人物だったんですけど、勝手ですよねぇ、このおじさま。
セーラとベッキーは市場からの帰り、ピーターに荷馬車に乗せてもらう。
ピーターは、久しぶりにお嬢様を乗せてご機嫌だと言うが、
前回、40話でアメリアを運ぶ際にセーラも乗ったんだけどな。忘れたのかな。
学院にかぼちゃが届き、生徒たちがかぼちゃのランタンを作り始める。
セーラとベッキーは、パーティーの占いゲームで使うクルミボートを作ります。
ナイフでクルミを割ってから、中をくりぬく。これは面倒な作業だ。
台所にロッティが、かぼちゃのランタンが作れないと言ってやって来る。
代わりにセーラが作ろうとするけど、ベッキーが、こういうの得意だと言って作ってあげます。
かぼちゃのランタンの作り方がリアルにわかるシーンだ。
ランタンを作る場面。
ラビニアが楽しそう。お化けのかぼちゃのランタンを持って、
隣にいたジェインに「コラ~」と言ってふざけて笑ってます。
パーティーの間、台所夫婦はオシャレして芝居見物に外出する。
ミンチンは生徒たちをアメリアに任せて自室で夜食を食べながらワインを飲む。
ハロウィンパーティーなんて興味なさそうだ。
パーティーのシーンではアメリアが視聴者に説明するようなセリフの連続で、次々と催しを行う。
タライの水に顔をつけてリンゴをくわえるアーメンガードがなんか変。
女の子同士のキスはご愛敬。
金の指輪をケーキに忍ばせた結婚予想占いはアメリアに当たる。
ケーキの中に指輪って、ちょっと危ない気もする。誤って飲み込んでしまいそうだ。
パーティーにはセーラとベッキーも参加します。
二人とも楽しそうで微笑ましいです。
二人をパーティに誘ったのはラビニア。
また幼稚な意地悪を思いつく。
タライの水での占いボートゲームで、セーラのボートに細工して沈ませようとする。
さらに手で水をかけてボートを沈ませようとするが、逆に自分のボートが沈んでしまう。
ただのマヌケです。セーラとラビニアの表情とかBGMが大げさなんだけど、
もっとコミカルな演出でもいいと思う。
パーティーも最後の余興、妖精に会うためランタンを持って生徒たちが夜の学院を徘徊します。
セーラとベッキーは後片付けを行う。
パーティーのあとの食べ散らかし具合がリアルだ。
ミンチンもいないから、羽目を外したんだろうな。
ロッティはセーラの寝起きする馬小屋に行きます。
馬小屋にはエミリー人形とセーラの両親の写真が。
「セーラママもエミリーもこんなことろで寝ているんだわ」
ロッティがショックを受ける。
たぶんロッティはこの先ずっとミンチンのことを許さないだろうな。
そこへ、ラビニアたちがロッティを驚かせようとオバケの扮装をして現れる。
驚いたロッティはランタンを放り出して逃げていきます。
そのあと、ランタンのロウソクの火が藁に燃え移って火事になる。
セーラは両親の写真とエミリー人形を取りに燃え盛る馬小屋に飛び込むが…
火が回るのが早い気がするけど。
次回予告のカット割りと台詞がいつもより凝ってます。
「ふきだす煙は逃げまどう私とエミリーを包み、
激しさを増していく炎が、
助けを求める私の悲鳴をさえぎるのでした…」
次回セーラ絶体絶命みたいな感じ。